開発者ストーリー

開発者
関口 正彦

1955年生まれ
株式会社HBBT BALANCE工房 技術顧問
株式会社HBBT代表取締役

黎明

インソールとの出会い

関口正彦は、最初の就職でスポーツメーカーに勤務。16年の在籍期間のうち、初期はスキー靴の開発業務に従事。後に、スポーツ選手への運動指導や、人体の骨格・関節・筋肉の構造や運動との関係を力学的に探求するバイオメカニクスの研究に携わる。当初からインソールに深い興味を持ち、研究を重ねていた。

独立

三点バランス保持理論の確立

その後、独立。10年にわたりプロスポーツ選手やスポーツ指導者に向けた運動指導を行う。その中で、解剖学と運動学の観点から「あらゆる病気が、間違った靴と間違った歩き方により引き起こされる」ことに気づき、「足裏の拇趾球・小趾球・かかとの三支点で足もとの土台をしっかり安定させることで、無意識に垂直方向への姿勢を保持させる」という、人間本来の立ち方・歩き方の要である「三点バランス保持理論」を確立した。

世界

海外の一流チームも注目

「足裏」が身体に及ぼす影響について、より多くの人に伝え、アドバイスをすることに使命を感じ、複数の大学と共同研究を行う。並行して7,000名以上の統計データを蓄積。1,000名以上の医師や治療家、スポーツ指導者に啓蒙および指導を行う旁ら、三点バランス保持理論に基づいた独自のオーダーメイドインソールを開発。2008年には、箱根駅伝で暫し優勝から遠のいていた某大学を頂点に導く。また、欧州プロサッカーチームの選手やコーチ、チームドクターにも同理論を指導。世界を舞台に活躍する日本人選手らにも採用されている。

ブンデスリーガ / アイントラハト・フランクフルト

リーガエスパニョール / アトレティコ・マドリード

ACミラン所属 / アンテ・レビッチ選手 (B-TR SP-X ユーザー)

伝播

すべての人に、まっすぐな未来を

独自のオーダーメイドインソールの開発に続き、汎用性の高いバランストレーニング用インソール「B-TR(ビートレ)」シリーズ、女性の足をストレスから解放する「STRE(ストレ)」シリーズ、および座位での姿勢改善を行う坐骨調整シート「楽座衛門」を開発。日常的な活動の中で、無理・無駄な力をかけずに、無意識にまっすぐ姿勢を整えられる体を築く、という考え方をベースに、精力的に指導および研究開発を続けている。