基本理論

脚部の骨長や骨盤の左右への軸移動、骨盤の左右大きさの違いにより、骨盤の左右傾斜が生まれ、それによって上体は骨盤の高い方に側弯します。更に骨盤の左右傾斜の度合いが強い場合や仙腸関節での骨盤の前後傾斜が左右でずれている場合など、骨盤の左右傾斜に対する姿勢保持変化だけでなく骨盤の回旋やねじれに対しての胸椎上部での姿勢保持反応が起こる場合もあります。

様々な骨盤の傾斜に対して、骨盤の左右傾斜角度を水平に補正して、前後傾斜を適正角度調整にすることで、腰椎・胸椎の姿勢保持反応を利用して、鉛直な姿勢に導き、その事による安定した座位を可能にする事が出来ます。

初代「楽座衛門」は前後左右と斜め方向含めた8方向の骨盤傾斜に対応できるタイプ。
二代目「楽座衛門」は前後左右の4方向への骨盤傾斜に対応できるタイプです。

適正位置の選択

座布団の厚みのある部分を右腰下、又は左腰下に合わせて座ってください。
左右で特に違和を感じない側が座布団の適正な向きとなります。

基本使用方法

体の側弯や前後姿勢を補正して、継続的な上体の安定感や運動力を引き出す為には、
骨盤の左右どちらかの腰下に厚みをつけて、高さを補正して使います。

高度な使用方法

1.
基本使用方法で、座布団の向きが決定したらその向きをベースとして使用しますが、
過度に猫背が強い場合の矯正として、後側を高くして使用する場合や骨盤前傾や反り腰が強い場合に、前側を高くして使用することもできます。
この場合、二つ折りにして重ねて使用することで、より効果が高められます。(二代目 楽座衛門)

2.
座位で上体の左右側の前後バランスを確認することで、骨盤の斜め方向への弱さを見つける事が出来ます。
その場合、内部コアを1個にする事で、斜め方向に対しての骨盤傾斜を調整できます。(初代楽座衛門)
内部コア1個の高さ部分を前後左右の身体の弱い方向、又は、クロスしたその対極に位置させる事で骨盤の斜め方向への調整が可能となります。