第10回 楽座衛門を活用した姿勢改善

人間の身体は、誰でも左右のどちらかに骨盤や重心が位置しています、そして上体は、無意識にバランス保持反応を起こすことから、立っている時の上体には、左右への傾きや頭部の傾きは元より、左右どちらかに回旋されているのが普通です。
これは遺伝や生活環境などから骨格形状が決まり、足部の姿勢保持力に強弱が起きている事で、骨盤の位置や傾斜が変化して、上体の傾きや回旋、猫背や反り腰などの姿勢変化(歪み)となって現れています。

この身体のゆがみは、座位でも、立位同様に上体の傾斜や回旋となって現れます。座位では、立位の様にバランスを骨盤の動きにより調整する事ができない為に、骨盤や背骨周辺の筋力によって、上体や頭部を支えています。立位より座位時の方が骨盤にかかる負担が大きく、座位が原因による腰痛が多いのはこの為です。

映画館などで、椅子と腿の間に手を入れる仕草は、無意識の姿勢保持反応と言われています。
また、昔の武家では、殿様の姿勢を保つために、乳母が後から座骨の下に両手のひらを入れて、姿勢を正していたとの話もあります。

骨盤の前後傾斜や左右傾斜を調整する事で、日常から健康姿勢に改善していく事ができます。背骨は、バランス補正の為に必ず、左右骨盤の高い方へと傾きます。この無意識に行うバランス補正を活用したのが、座骨調整シート「楽座衛門」です。

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「楽座衛門」は、片側1/2だけ厚みがあります。この厚みを右側または左側の腰の下にして、リラックスできる厚み位置(座布団の向き)を確認して座る事により、骨盤の左右均整と背骨の鉛直方向への安定が無意識に行われます。この事は、身体のゆがみにより骨盤の左右傾斜が調整されて、元々低い骨盤を高くする事により、背骨の保持反応が起こり、平らになった骨盤に対して、真直ぐに整った上体となるからです。

一般的なお尻の痛みを和らげる座布団とか、ソフトな座り心地の座布団ではありません。
骨盤の傾斜を安定させる事で、ストレスを無くして、長時間の座位による疲労を軽減させる為に考えられています。腰への負担や肩、首回りに対してのストレス軽減は元より、健康的な座位姿勢に整えていく事を目的としていきます。

お近くの代理店で、正しく合っている位置で座った時の腕の上がり方や軽快にできる座り立ち動作、物を持った時の安定感や軽さ、足が組めなくなる程に椅子の中心に正しく座っている感覚を是非お試しください。