第3回 X脚の原因と改善

 

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X脚とは、立っている時に両膝が近づいて、脚部が内側に湾曲しているように見える症状で、膝関節より足部が外側に開かれたスタンスとなっている場合を言います。大別すると、
股関節幅より膝関節幅が狭い場合と股関節幅より両足の幅が外側に広い場合があります。

先天的な骨格によるものが殆どと思われますが、後天的な原因としては、過度な肥満が
あげられると思います。骨盤が大きくなり、大腿を離して歩くことから足部は更に外側に
位置するようになります、自重を支えている外側の腓骨に負担が掛り、脛骨をベースに体を
支えるようになります。東京タワーの下部の様に、脚部が広がった状況となります。

一般的には、内股と勘違いされている事が多く、形状的には少し似ていますが、X脚は膝関節の大腿骨と脛骨の関係であり、内股や外股は股関節の大腿骨と骨盤の関係になります。
ですから、X脚の内股もX脚の外股もどちらもあり、踵骨の内外への傾きにより、つま先の向きと膝の移動運動に変化が起きる為に、歩き方や姿勢に大きく特徴が現れます。

勿論、左右の脚にX脚の形状が現れている場合が多いですが、片側だけのX脚も少なくありません。一概にX脚と言っても、内股や外股、内向き足や外向き足が組み合わさっています。
X脚は、膝関節や足部・股関節などへの負担も多く、慢性的にかかる過重負荷などにより、関節障害や痛みの症状・部位に違いが現れます。

これらの要因を突き止めて、下から順番に位置や方向を整える事が必要になります。
X脚の改善は、足部と股関節から調整する事で、外見的な容姿や姿勢保持力が変わってきます。例えば、内股、外向き足のX脚の場合、反張膝となっている場合が多く、必要以上の脚部の反り返りからX脚となっている事が考えられます。

この場合、骨盤位置を前に出す事、又は前傾した骨盤を少し後傾方向に起こすことで、骨盤位置の変化から大腿骨の方向や脚部を伸ばしたときの膝の位置が前に出る事からストレートな脚部に改善させることが期待できます。更に、意識としては足裏の内アーチが落ちている為、歩行時に小指側にも荷重する事が重要な歩行時の意識となります。
また、外股、内向き足のX脚の場合には、足部の外返し運動を訓練するだけで、姿勢や歩き方に変化が現れます。

最後に無理なく改善をするための歩き方は、O脚の改善と同様につま先側からの着地を意識して、両足の向きが平行にしっかりと前に向けて歩くことが、姿勢改善や歩行時に安定する歩行となります。B-TRを活用して、足部の歩行スタンスを余り広く取らずに、膝関節がしっかりと前に向くように歩行を行う事で、徐々に足部内外のアーチの動きや張りが活性されて、骨盤の安定した位置の確保や歩行姿勢に変化が現れると思います。