第4回 からだを守る靴の選び方

 

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人間が靴を使うようになったのは、遠い昔の話ですが、使うようになった理由はハッキリしています。人間の行動範囲の広がりや環境に会わせて、足を守る必要があったからです。

しかし、現代人にとっての靴は、身体を守るものというよりもファッションアイテムとなり、スポーツシーンの中で、○○用として決められた履物となっているように思われます。
シューズメーカーの商品戦略に乗せられて何もわからないままに、色合いや形の好み、店員さんのアドバイスで購入をしているのが現実です。

今、お使いになっている靴の大半が、からだを守る本来の目的から外れて、実は現代病や生活習慣病といった病にまで関係する怖い現実があるとしたらいかがですか?

人間の体は、足裏から始まる姿勢保持筋によって姿勢を支えて維持しています。
この足裏からの腱は適度に張っていることで、足裏にアーチを作っています。
そして、伸縮をすることでバネのようなクッション機能や心臓に血液を送り返すポンプの役割を持っています。

今、履いている靴の「内底が盛り上がっている」「足を巻き込むような構造を持っている」「爪先が上に持ち上がっている」「指先や甲を押さえられている」このような靴がからだの姿勢を保持するために必要な腱の働きをゆるめてしまい、歪んだからだやストレスの多いからだの原因となっています。

からだを守る靴とは、靴の中で足が自由に動かすことができて、どこにも圧迫やストレスを
感じない靴が本当の靴です。選び方としては、固さも靴選びの重要な要素となります。
爪先から三分の一位の爪先立ちをする部分が柔らかい物を選ぶとよいでしょう。
試し履きの際に甲や爪先に当たりを感じる物も避けましょう。
素足の感覚に近いもので、足の指も自由に動く靴、それが体を守ってくれる靴です。